建設業×ファクタリング実践

公共工事の代金回収にファクタリングを使ってみた実録

こんにちは!
千葉県船橋市で、父の代から続く建設会社「佐藤建設」の二代目をやっております、佐藤美咲です。

公共工事の仕事って、ありがたい反面、入金までの期間が本当に長いんですよね…。
材料費や職人さんへのお給料は待ってくれないのに、お金が入ってくるのは数ヶ月先。
正直なところ、資金繰りで頭を抱える夜も一度や二度ではありませんでした。

そんな時、銀行の担当者さんからポロッと聞いた「ファクタリング」という言葉。
「ふぁくたりんぐ…?カタカナは苦手なんですよね…」
そこから私の体当たりの挑戦が始まりました。

この記事は、建設業界で働く、特に同じような悩みを持つ女性経営者の皆さんに「こんな実例もあるんだ」と参考にしてもらえたら、という想いで書いています。
家族と現場、両方を守るために奮闘する、私のリアルな体験談です。

公共工事の資金繰り事情

建設業界の現金事情:支払いは即、入金は後

「現場で教わったんですが…」建設業って、とにかく「出ていくお金」が先なんです。
材料を仕入れるにも、協力会社さんや職人さんへの支払いにしても、現金がすぐに必要になる場面が多いんですよね。

特にうちは、父の代から付き合いのある職人さんも多くて、支払いだけは絶対に遅らせたくない、という想いが強くあります。
でも、公共工事の代金が入ってくるのは、工事が終わって、書類を提出して、そこからさらに数ヶ月後…。
このタイムラグが、経営者としては本当に胃が痛いんです。

資金ショートのタイミング:大型案件と季節変動

一番ヒヤッとしたのは、去年の夏のことでした。
ありがたいことに少し大きめのリフォーム案件と公共工事が重なったんです。
でも、梅雨の長雨で工期が少し延びてしまって…。

支払いのタイミングは来るのに、入金の予定はどんどん後ろにずれていく。
「まずい、このままだと来月の支払いが…」
会社の通帳とにらめっこしながら、冷や汗をかいたのを今でも覚えています。

女性経営者ならではの悩みと周囲の目

この業界、まだまだ男性社会なところもあって。
父から会社を引き継いだ時も、取引先の方から「お嬢ちゃんに務まるのか?」なんて言われたりもしました。

だからこそ、「女性だからって甘く見られたくない」という気持ちは人一倍強いかもしれません。
資金繰りの相談をするにしても、「だから女は…」なんて思われたらどうしよう、なんて余計な心配をしてしまったり…。
同じような境遇の女性経営者の皆さん、どうでしょう?
こんな気持ち、分かってもらえたりしますかね。

ファクタリングとの出会いと学び

銀行員のひと言:「ファクタリングって知ってます?」

資金繰りに悩んでいた時、いつもお世話になっている銀行の担当者さんに相談したんです。
そしたら、「佐藤さん、最近はファクタリングっていう資金調達の方法もありますよ」って。

「ふぁくたりんぐ…?」
正直、横文字やカタカナにはちょっと苦手意識があって、頭の中がハテナでいっぱいになりました。

最初の困惑:「カタカナは苦手なんですよね…」

家に帰って、早速インターネットで「ファクタリング」って調べてみたんです。
でも、出てくるのは専門用語が並んだ難しいサイトばかり。
しかも、なんだか男性目線の記事が多くて、私みたいな建設業の女性経営者が実際にどう活用しているのか、リアルな情報が全然見つからなかったんです。

「同じような立場の女性経営者の参考になるような、分かりやすい情報が全然ない…」

この時、ふと思ったんですよね。
「じゃあ、私が挑戦して、その過程をブログに書けばいいんだ!」って。
私の失敗も成功も、誰かの役に立つかもしれない。
そう思ったら、なんだかワクワクしてきました。

体当たりの学習法:メモ・質問・実践!

私のモットーは「知らないことは恥じゃない、知ろうとしないことが恥」。
現場用の小さなノートに、分からない言葉や仕組みをびっしり書き込んでいきました。

  • 売掛債権って何?
  • 手数料の相場は?
  • 2社間と3社間の違いって?

分からないことは、ファクタリング会社の担当者さんに「すみません、素人な質問で申し訳ないんですけど…」と前置きしながら、遠慮なく聞きました。
現場で鍛えられたこの積極性だけが、私の取り柄だったりして(笑)。

初めてのファクタリング体験

初回面談での失敗談:「作業着じゃまずかった?」

いよいよファクタリング会社との初めての面談の日。
私はいつものように現場を回ってから事務所に戻り、そのままの作業着で面談に臨んでしまったんです。
そしたら、担当者の方に苦笑いされながら「佐藤様、次回からはもう少しフォーマルな服装でお願いできますと…」と言われてしまって。

いやー、お恥ずかしい!
現場感覚が抜けきっていませんでした。
これも一つの「勉強になりました!」ですね。

契約書との格闘:「債権譲渡って…借金譲るの?」

一番つまずいたのが、契約書に出てきた「債権譲渡」という言葉。
「債権を譲渡する…?え、これってウチの借金を誰かに譲るってこと?」
完全に勘違いして、一瞬パニックになりました。

担当者の方に赤面しながら質問したら、丁寧に教えてくれました。

【私が学んだこと】債権譲渡とは?
つまり、こういうことなんです。
「借金」ではなく、これから入金される予定の「工事代金(売掛金)を受け取る権利」をファクタリング会社に買い取ってもらう、ということ。
借金じゃないから、決算書上も負債にならないんですね。

なるほど!と納得。
一つ賢くなりました。

手数料計算の混乱と納得:「3回電卓叩きました」

次に頭を悩ませたのが、手数料の計算。
提示された手数料率を見て、自分で電卓を叩いてみたんですが、「あれ?合わない…」。
もう一度やっても、やっぱり合わない。

結局、3回も計算し直して、やっと仕組みを理解できました。
手数料って、単純な掛け算だけじゃない費用が含まれていたりするんですよね。
これも、実際にやってみないと分からなかったことでした。

無事契約完了!入金スピードに驚き

そんなこんなで、なんとか無事に契約完了。
そして、私が一番驚いたのは、その後の入金スピードでした。
申し込みから数日で、会社の口座に現金が振り込まれたんです。

あれだけ悩んでいた資金繰りが、一気に解決に向かった瞬間でした。
「すごい…!」
思わず声が出ましたね。

実際に使って分かったファクタリングのメリットと注意点

資金繰り改善:材料費・職人さんへの即時対応が可能に

実際に使ってみて、一番のメリットはやっぱりこれです。

  1. 精神的な安心感:支払いの心配がなくなるだけで、こんなに心が軽くなるんだと実感しました。
  2. 支払いの迅速化:職人さんや協力会社さんへの支払いを待たせることなく、すぐに対応できるようになりました。
  3. 事業機会を逃さない:急な材料の仕入れが必要になっても、「お金がないから」と諦めることがなくなりました。

手数料の壁:「便利だけど安くはない」

ただ、正直なところ、手数料は決して安くはありません。
銀行の融資と比べると、やっぱり割高感はあります。
この便利さは、この手数料を払ってでも手に入れる価値があるか?
そこをしっかり見極めるのが大事なんだな、と感じました。
緊急事態の「切り札」として使うのが、私には合っているのかもしれません。

信頼できる会社選びのポイント

私が会社を選ぶときに大事にしたポイントを、表にまとめてみました。

チェック項目なぜ大事か?
建設業に詳しいか業界特有の入金サイトや商習慣を理解してくれていると話が早い!
手数料が明確か「手数料一式」ではなく、内訳をちゃんと説明してくれる会社は信頼できます。
担当者の対応私みたいな素人の質問にも、嫌な顔せず丁寧に答えてくれるかは重要です。
契約内容(ノンリコースか)万が一、工事の相手先が倒産しても支払い義務がない契約か、は絶対確認!

書類や説明の「分かりやすさ」って大事

専門用語を並べて、なんだか煙に巻くような説明をする会社は、やっぱり不安になりますよね。
私が契約した会社の担当者さんは、「つまり、こういうことなんです」と、いつも私の目線で話をしてくれました。
この「分かりやすさ」って、サービスを選ぶ上ですごく大事なことなんだと痛感しました。

女性経営者だからこそ伝えたいこと

男性中心の情報に埋もれないために

ファクタリングに限らず、経営に関する情報って、まだまだ男性目線のものが多いなと感じます。
でも、私たち女性経営者には、女性ならではの視点や悩みがありますよね。
だからこそ、私みたいな当事者が「私はこうだったよ!」って声を上げていくことが、すごく大事なんじゃないかと思っています。

家族と経営の両立が判断基準になることも

私にとって、経営の判断基準はいつも「娘に胸を張れるか」どうか。
娘に「お母さん、頑張って!」って言われると、どんなに大変でも力が湧いてきます。
資金繰りで悩んで、家族との時間がギスギスしちゃうくらいなら、手数料を払ってでもファクタリングを使って、笑顔で「ただいま!」って言える方がいい。
そんな家族を大切にする想いが、経営の判断基準になることだって、あると思うんです。

同じような立場の方へのアドバイス:「まずは一歩、やってみて」

もし今、昔の私と同じように資金繰りで悩んでいる方がいたら、「まずは話を聞いてみるだけでもいいから、一歩踏み出してみて」と伝えたいです。
知らないことは怖いけど、知ることで見える世界が絶対にあります。
現場で鍛えられた私でも、最初はドキドキでしたから(笑)。
大丈夫です!

まとめ

今回、私が公共工事の資金繰り対策でファクタリングに挑戦した体験談、いかがでしたでしょうか?

  • 公共工事の入金遅れは、ファクタリングで解決できる可能性がある。
  • 手数料はかかるけど、精神的な安心と事業機会を得られるメリットは大きい。
  • 「債権譲渡」など難しい言葉もあるけど、臆せず質問すれば大丈夫!
  • 会社選びは「建設業への理解」と「分かりやすさ」が大事。

「現場感覚」ももちろん大事ですが、会社を守るためには「お金の流れ」をちゃんと知っておくことが本当に大切なんだと、今回改めて勉強になりました!

まだまだ修行中の二代目経営者ですが、これからも「娘に胸を張れる経営」を目指して、頑張っていこうと思います。
この記事が、同じように頑張るあなたの、何かのヒントになれば嬉しいです。

関連ニュース

資金ショート寸前の建設会社を救った”スピード対応ファクタリング” 建設業の資金繰り課題に、即日対応で支援